ペットと法律:マンションでのペット飼育

みなさん、こんにちは。

最近は、マンションでもペットが飼える物件が多くなってきましたね。

でもマンションにはいろいろな価値観の人がいます。

ペットだけではなく、様々な問題がありますが。。。。

 

→→→知っておきたいペットの法律問題 

マンションの法律

小象
小象
マンションの区分所有法って何?


複数の世帯が共同で生活するマンションなどの集合住宅は、一軒家と違い所有者であっても一定のルールが必要になります。

 

本来一つの物には一つの所有権しか存在しません。

しかし、建物を構造上区分して、構造上も利用上も独立性が担保されてるような住居や店舗の各部分を「専有部分」と呼びます。

この専有部分を目的とする所有権を「区分所有権」といい、これを有する者を「区分所有者」といいます。

 

マンションで全員が共有するような廊下や階段、エレベーターやエントランスは「共有部分」といい、各専有部分のバルコニーも共有部分になります。

 

小象
小象
なるほどね、でもいろんなルールは誰が決めるの?

コロ助
コロ助
それは、マンション内で構成された「管理組合」が決定するワン。


区分所有者及び議決権の各4分の3以上の多数による集会(特別決議)により法人化することができます。

管理組合の規約の設定、変更、廃止は特別決議によって決定します。

 

飼育禁止を知りながらマンションでの飼育は不法行為にあたる(東京地裁平成19年10月4日)

よくあるマンションでのペット問題の判例を紹介します。

 

大規模なマンションの一室を所有しているAらは、犬を飼っていた。

このマンションの管理規約に基づく使用規則では、「居住者に迷惑または危害を及ぼす恐れのある動物を飼育すること(ただし、盲導犬・介護犬や居室のもで飼育できる小鳥や観賞魚は除く)が禁止されている。

このマンションの管理組合XがAらに対し、犬の飼育禁止及び不法行為に基づく損害賠償(弁護士費用)を求めたものです。

 

<判決内容>

判決は、このマンションは新築分譲当初からペット飼育禁止の規則があった。

しかし、ペット飼育者が多数存在し、管理組合Xでも一代限りの飼育容認についても審議されたが否認された。

結局2年間の猶予期間を設けてペットを手放すことに決まった。

このルールも区分所有者の多数の意思によりペット禁止が確認されたとして、管理組合Xの意見認めた。

Aらにの犬の飼育開始が2年間の猶予期間が終了した後で、このような時期にあえて飼育しだしたのは、他の区分所有者との間にトラブルになり得ることがことが十分に認識し得たとし、何回か勧告等を受けたにもかかわらず飼育を続けたAらに対し不法行為にあたるとして、弁護士費用相当額(30万円)の支払いを命じた。

 

判決から

マンションや集合住宅でのペット飼育による判決を見ると、管理組合から飼育中止促されても、飼育継続すれば不法行為となる可能性が高くなるようです。

小象のマンションでは、小型犬なら2頭まで飼えることになってます。

最近は、ペット可のマンションも増えてきましたが、大型犬が飼えるというのは少ないようです。

近年は、子供の数よりペットの数が増えていることもあるので、マンションでどのようにペットを飼うかは、みなさんの知恵の出しどころだと言えます。

また、犬より猫の方が増えているのも飼いやすさからきているのかもしれません。最近はうさぎも人気ありますね。

小象
小象
マンションでワンコを飼う予定の人は、ワンコのことをよく調べてからにした方がいいです。


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